2011年2月16日水曜日

岡山帰省日記1

先日、地元岡山に帰省しました。
正月以外の岡山は久しぶりで、岡山観光したので幾つか紹介します。






閑谷学校です。(写真は講堂)
その名の通り閑静な谷間に敷地はあります。

世界最古の庶民の学校として、講堂は国宝にその他のほとんども重要文化財として指定されており、現在では岡山県の小学生の遠足の定番となっている懐かしい場所です。


閑谷学校は様々な素材が使われていますが、
その中でも目を惹くのは、備前焼の瓦で葺かれた屋根と校地を囲む石塀。

備前焼は釉薬を使わない焼き物として赤褐色の素朴で質素な色合いの屋根が、庶民の学校としての親しみ易さを感じさせます。




カマボコ型の石塀は背後の山の中腹まで蛇行しながら伸びていて、背後の山を借景として取り入れるとともに生徒たちの教育の場として取り入れていたのではと思わせ、まだ学校として使われていた頃の様子を思い浮かべさせてくれます。





↑ こんなものもあります。火除山という名前の山。 
出火を食い止め講堂を守る為の人工の山です。
閑谷学校がそのままの形で残ったのも防災などの意識が高かった為かも


一番の見ごろは紅葉の時期。
楷の木の紅葉が見事だそうです。

yasu

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