2015年6月25日木曜日

「濱谷白雨展」

本日打合せの為、国立に行ってきました。

そして偶然にも本日から国立のギャラリーで

高校時代の友人の御祖父様の個展が始まります。



「ギャラリー国立」


http://www.gallery-kunitachi.com/





・・・ということで、帰り際によってみました。

掛け軸のように仕立てた日本画が中心です。


 緻密に描かれた卒業制作の作品から

ユーモラスにも感じられる鳥獣の画等、幅の広い作風が印象的。



その中に文字を描いたものがあり

岳司が在廊していた友人に「何て書かかれているのですか?」と聞くと

こんな答えが。



「何もかも知っていても、

 如何に何も知らないようにいられるか・・・というような意味だそうです。

 緻密に書くこともできるけれど、

 もっと気持ちから出てくる勢いのようなもので絵を描けないか、

 というようなことを祖父はずっと考えていたようです。」



私の好きな画家の1人であるピカソは

最後まで「子供のように自由に絵を描くこと」を目指していたとゆう。

年月を経て人生を経験してなお、

何にも囚われず、自由で新鮮な心を追求したのだと思う。



友人に聞くと御祖父様は彼女がわずか1歳の頃、亡くなられたそうです。



残された画を通じて、御祖父様の生き様や精神が伝わってくる空気感に

身震いをする思いでした。


いろんな意味で深く感動するひとときでした。



(Misako) 


























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