2011年9月21日水曜日

佐倉で上棟

千葉の佐倉市で先日無事上棟を迎えました。

雨予報だったのにもかかわらず晴天に恵まれ、後に来る台風に備え野地板・屋根防水まで終えることが出来ました。




屋根の上に見える作業中の方、今回のお施主さんです。

そして、大工の棟梁でもあり、現場監督さんでもあります。


設計を私たちに依頼し工務店の業務と大工工事は全て自分で、という珍しいケースで、今回の工事で入る職人さんたちは、お施主さんが仕事で知り合った友人や友人に紹介してもらった方です。

みんながその志に感銘し、また穏やかな人柄もあり、協力的です。

お施主さんは、普段はメーカーの大工さん。
初めてのことが多いので設計中は少し心配に思っていましたが、多少のトラブルはあったものの、見積りをまとめ、いつもよりも細かい図面を見ながら業者さんと打合せをし、不慣れな基礎工事を管理し、ここまで来れたのでいつも以上にほっとしました。

今後は本職である大工さんの仕事場なので、思い出に残るよう楽しみながら一緒にがんばりたいと思います。

yasu

2011年9月14日水曜日

モモンガという名前



フクロモモンガのヘチマ君、飛ぶ寸前の写真です。
目で着地地点の距離を測り素材を吟味してから一度屈伸をし、手と脚と皮膜を目一杯広げて飛びます。

こんなに愛くるしいのに、モモンガという動物の姿を知らない人にモモンガを飼っているというと、たいていの場合は 「怖い。恐ろしい。」 という反応が返ってくるんです。

これは、モモンガという名前が原因で、その姿に似つかわしくない大失敗な名前だからだと自分では思っています。

「モモ」まではいいのに、「ンガ」 が付くとたちまちケモノになってしまっている。
得体の知れなさと「ンガ」という音でモモンガを知らない人は 「怖い。恐ろしい。」 となってしまう。

かつては毛が美しいことから「毛美(もみ)」と呼ばれ、英名では甘いもの好きで滑空することから、「シュガー・グライダー」と呼ばれている。のに‥

気品もかっこよさもない「モモンガ」という名前ですが、「怖い。恐ろしい。」と思っていた人も、その姿を見ると「あら、思っていたよりもかわいい」となる。
その名前とのギャップでさらにかわいさを感じてしまうということもあるのかもしれない。

ヘチマ飛びました!今度うまく撮れたらまたブログに載せます。



yasu