そして偶然にも本日から国立のギャラリーで
高校時代の友人の御祖父様の個展が始まります。
「ギャラリー国立」
http://www.gallery-kunitachi.com/
・・・ということで、帰り際によってみました。
掛け軸のように仕立てた日本画が中心です。
緻密に描かれた卒業制作の作品から
ユーモラスにも感じられる鳥獣の画等、幅の広い作風が印象的。
その中に文字を描いたものがあり
岳司が在廊していた友人に「何て書かかれているのですか?」と聞くと
こんな答えが。
「何もかも知っていても、
如何に何も知らないようにいられるか・・・というような意味だそうです。
緻密に書くこともできるけれど、
もっと気持ちから出てくる勢いのようなもので絵を描けないか、
というようなことを祖父はずっと考えていたようです。」
私の好きな画家の1人であるピカソは
最後まで「子供のように自由に絵を描くこと」を目指していたとゆう。
年月を経て人生を経験してなお、
何にも囚われず、自由で新鮮な心を追求したのだと思う。
友人に聞くと御祖父様は彼女がわずか1歳の頃、亡くなられたそうです。
残された画を通じて、御祖父様の生き様や精神が伝わってくる空気感に
身震いをする思いでした。
いろんな意味で深く感動するひとときでした。
(Misako)
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