新しい住まいの工事が始まっています。
地鎮祭、上棟式と終え、しばらく。
現場は着々と進んでいます。
春に向かい暖かくなるので、職人さんたちも動きやすくなるでしょう。
花粉症でなければ。
構造設計士、基礎、 大工、水道、電気、建具、左官、塗装。。。
現場が始まると、ここぞ!というときにみんなが現れて、
ヒーローのように颯爽と仕事をして帰っていきます。
それもきっと現場監督さんの絶妙なコントロールのおかげですね。
さて、このおうち。
実は、明野設計室では初めての試みとなる住宅です。
平成25年に「省エネルギー基準」が改正され、
平成32年ごろに住宅での適合が義務化されます。
つまり、2020年のオリンピックイヤー。
まだ少し先ではありますが、
お施主さんのご協力もあって、このたび挑戦しています。
家を包んでいる部分の面積と仕様を ”もれなくすべて” 求めて、
冬にどれくらいの熱が逃げていくか、
夏にどれくらいの熱が入ってくるか、 ということを計算します。
さらに、家の中にどれくらいエコな設備があって、
どのくらいエネルギーを消費するかということを計算します。
つまり、これ。。。
”クリアすることが難しい” というより、
”クリアしていると証明することが難しい” のです。
数字と戦った半年間でした。
あとは職人さんたちに頑張ってもらいましょう。
(Susa)
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