先日伊豆に行く機会があった。
自然が豊かな場所で
さまざまな虫や鳥がそこに巣をつくり
生息している場所だった。
建築は人工的なものだと言われる。
自然とは対照的な存在だからこそ
「建築と自然の共存」等とアンチテーゼとして
使われるのだと思う。
そう思っていた。
木の枝の間に鳥の巣がある。
かつて蜂が巣くっていた跡がある。
昆虫や動物の巣(の痕跡)に近接した時、
「ずいぶんと自然の奥まで踏み込んでしまったものだ」と
感じている自分に気がついた。
動物が生命を営んでゆく上で
「巣」は必要不可欠なもので
それは自然の一部、自然そのものではないかと思う。
だとしたら
住宅は人がそこで生活し眠る場所である限り
唯一自然、少なくとも自然最もに近い建築と
言えるのではないかと、そんなことをふと考える。
住宅には他の建築とは絶対的に違う何かがある。
そこに魅力を感じる。
その理由がちょっとだけわかったような気がした。
その理由がちょっとだけわかったような気がした。
以下Wikipediaより抜粋
巣(す)とは、動物がその生活の必要のために
自分の体外に作る特別な構造であり、
その体の一部ではないものである。
なお、その構造を作ることを営巣(えいそう)という。
(Misako)
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