「地階トイレは音がダイニングまで響くんです。
階段室は暗くって、足も踏みはずすし。」
そんなご不満も聞こえたマンション改修のKFHRⅢ。
階段室は、段板を大きくして格子戸を挟み、
大きな吸音の壁を作ろうという作戦になりました。
改修の場合、新築と違って大変なのです。
必ずしも、今ある壁がまっすぐだとも限りません。
共同住宅のため、法律上触ってはいけない部分も出てきます。
それなのにそんなこと、
ものともしない職人さんたちの見事なお仕事。
それぞれの格子の吸音のつくりは、表面からでは分かりません。
ここはダイニングエリアから見えることもあって、
他の部屋とデザインを合わせる必要もありました。
そのあたりも地味ぃーに、大工さん泣かせ。
工事が終わって、一番ほっとしていたのは彼みたい。
「やれやれ。。。」という感じ。
工事中は大変お騒がせしました。
これでやっと、ゆっくりお昼寝ができますね。
吸音壁の効果で、
静かな眠りも提供できていたら嬉しいのですけれど。
(Susa)
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