2014年6月16日月曜日

住まい 巣まい

先日伊豆に行く機会があった。

自然が豊かな場所で

さまざまな虫や鳥がそこに巣をつくり

生息している場所だった。




建築は人工的なものだと言われる。

自然とは対照的な存在だからこそ

「建築と自然の共存」等とアンチテーゼとして

使われるのだと思う。

そう思っていた。




木の枝の間に鳥の巣がある。

かつて蜂が巣くっていた跡がある。

昆虫や動物の巣(の痕跡)に近接した時、

「ずいぶんと自然の奥まで踏み込んでしまったものだ」と

感じている自分に気がついた。




動物が生命を営んでゆく上で

「巣」は必要不可欠なもので

それは自然の一部、自然そのものではないかと思う。

だとしたら

住宅は人がそこで生活し眠る場所である限り

唯一自然、少なくとも自然最もに近い建築と

言えるのではないかと、そんなことをふと考える。




住宅には他の建築とは絶対的に違う何かがある。

そこに魅力を感じる。

その理由がちょっとだけわかったような気がした。



以下Wikipediaより抜粋



(す)とは、動物がその生活の必要のために
自分の体外に作る特別な構造であり、
その体の一部ではないものである。
なお、その構造を作ることを営巣(えいそう)という。


(Misako)

2014年5月13日火曜日

活かす

   ここ数年、「活かす」ということを心がけている。 

   つい新しいものが欲しくなったり 

   現状に不平不満を言いたくなってしまう私だけど 

   人生ここまでくると(?) 

   まわりに与えてもらった素晴らしい思い出やものも 

   たくさんあるわけでして。 



   例えばこれ。 


       



   この額の中のもの、実は・・・・ 


      
 

    
   絵ではなくて刺繍。 

   25年近く前に、祖母と行った伊勢丹美術館の刺繍展。 

   あらためて調べてみるとどうやら

   「ノクシカタ刺繍」というバングラディッシュに伝わる技法のよう。

   布自体に細かいステッチが施されている。

   日本の刺し子やアメリカ等のキルトなどと同様に、

   古い布の強度を補いつつ装飾性もプラスした優れた技法だ。

   帰り際に買ってもらったこの刺繍。 

   すかっり黄ばんでいた布を思い切って洗濯しアイロンをかけ 

   額装屋さんに持ち込み好みの額で額装してもらった。 




   トラがコブラを押さえるという日本という環境では 

   決してイメージできない構図が異国情緒たっぷり。 



   よみがえった刺繍と思い出。 

  (Misako)
   

2014年4月28日月曜日

今日の晴れた日に




昨年10月にお打合せを済ませ、

それからず~とっ、お施主さんと共に楽しみにしていた

ゴバイミドリさんの里山ユニットが

本日お施主様のご自宅に納入されました。



それまではコンクリートだったお庭に

3つの長方形のユニットと大小二つの正方形のユニット

合計5つのユニットを設置。

ここに30種類以上の植物が植えられています。



一つ一つの植物の名前をスタッフの方に教えていただきながら

お施主さんと一緒に名札を付けました。

名前がわかると、愛着もひとしお。

コンテナをじっと見ていると、

不思議なことに大きな森のように見えてきませんか?


  



これは正方形の大きなユニット。

真中に植えられたシンボルツリーとなるのは桂です。

入れ子となった間のスペースは

数年後にはテイカカズラでいっぱいになる予定です。







今日は晴天。

吹く風に木々の葉が揺れて、太陽の陽射しが木漏れ日となって

照り返しの強かったコンクリートのたたきに影を落としていました。



芽吹き、開花、紅葉、結実、落葉・・・・

植物の存在は季節がめぐるのをますます楽しみにさせてくれます。


(Misako)







    



2014年3月31日月曜日

お引渡しと…

桜もそろそろ満開を迎えつつある今日3月末日に、横浜で進めてきました現場のお引渡しがありました。

2軒の長屋建てアパートを元々改装して住まわれていたご家族の第2期目の改装で、この過しやすい季節にご高齢のお母さまを迎えての新しい生活となります。


家の面積は増やせないけれど家族が増えるということで、動線の取り方を工夫しそれぞれの場所の距離感を大切にしました。

全体像はまた今後ホームページ等で。


それからもう一つご報告があります。

お世話になった方々にはお会いした時やメールでお伝えしましたので繰り返しになりますが、今日で私安原は明野設計室を退所いたします。

代わりに新しく清田さんという方が入所します。
これまで幾つかの設計事務所で働いてきた経験ある方です。

今まで大変お世話になり、ありがとうございました。
これまでのこと、住宅設計のこと、感謝の言葉を書こうと思えば書き尽くせませんので、今日はこのあたりで。

またどこかで皆さまにお会いできること、楽しみにしております。

安原 正人

2014年3月26日水曜日

木について

現在発売されている「心地のいい家をつくるアイデア213」というムック本に当事務所も木についてのコメントを掲載していただいています。 

お引渡しまでもうすぐの鎌倉の現場も木を要所要所に使っていますので少しだけご紹介。

外壁にはレッドシダー。 
時間が経ち風雨に曝され 綺麗なシルバーグレーに変化していきます。 


浴室には青森ヒバ。 
ヒバの持つ油分がカビ腐れを防いでくれ、 あのヒバ特有の香りで疲れを癒してくれます。











この現場は傾斜地にあり、前面道路に出ると見事な富士山が見えます。


空の澄んだ日にはいつもこんな景色が見れるっていいですね~。

 --yasu--

2014年3月14日金曜日

ヒヤシンス


自然の香りが好きで、

アロマオイルをいくつも揃えて日常的に楽しんでいます。




そんな中でも、今の時期は特別。

毎年必ず早春にヒヤシンスの鉢植えを購入します。

少しづつ寒さが緩んでくるのと共につぼみがほころんでいくのを楽しめるように

なるべく固いつぼみを選びます。



そのヒヤシンスが満開を迎えた。

 
               
                



部屋いっぱいのヒヤシンスの香り。

一年に一度のお楽しみの季節。



・・・・いよいよ、春。

    (Misako)

2014年2月24日月曜日

お引渡し


先週は改装の現場のお引渡しがありました。

例にならってビフォアーとアフターを。


before
after


before
after


before
after


耐震改修をすることでの構造的な安心感とともに使いやすさ居心地も高められたように思います。


床塗装は知り合いということもありお施主さまと一緒に自主塗装しました。
今回は唐松フローリングに桐油です。

実際自分の手を動かすと機械で図面を書いていてもその感覚は残っていて、自分の手を動かして何かをすること造ること素材を触ってみることの大切さを感じます

--yasu--