2017年6月28日水曜日

あれから11年

先日、11年前に設計をさせていただいたお施主様から

外装メンテナンスの件でご相談の電話がかかってきました。


事務所を開設して18年目ということで、

以前のお施主様から時々このような

メンテナンスや

改装のご相談をいただきます。




みなさん、ご自宅を大切にお使いになっていただいている様子に

たいへん嬉しく、そして自分達自身のずぼらさを反省し、

お電話をいただいた後は、せっせと掃除をしてみたり…。




そしてそんな久しぶりのお電話の際に、

最近のご家族の様子をちょこっとお話いただけるのが

何よりも楽しみです。

施主「そういえば、設計の時にお風呂は小さくしても

   洗面をちゃんととった方が 

   いいと言ってもらったのが良かったです。」

私 「えっ?そうでしたっけ…」

施主「美佐子さんが言ったんですよ~。

   お風呂に子供と一緒に入るのは一時期だからって。

   本当にそうでした。

   あっという間に子供たちは成長して

   今は洗面所が混んでいます。

   洗面を広くしておいて良かったです。」



…そんなことを言ったのですね、私。

思わず「その節はすみませんでした…」

と言ってしまいました。けれど、

現在はご納得いただいているようで、

本当に良かったとホッとしました。






住宅は長い時間過ごすところ。

その間には

いろいろなことがあるのだと思います。

設計という仕事は

年をとっても仕事も人生も経験を

重ねることが活かされる仕事。




これからもお施主さんといろんなことを

話し合っていきたいと思います。


 *写真は満開となった庭の紫陽花です


(Misako)














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