昨年7月にお引渡しをしたS邸、早くも1年が過ぎ、
工務店さんと共に「一年検査」に行ってきました。
1年間本当に経ったのかな、と思うほどきれいな室内です。
階段を上りながら天井を見上げると…
あっ、見つけた!
左の鳥はお引越し後にうかがった際に既に飛んでいましたが、
右のしずくはなかったような。
奥さまにお聴きすると、
やはりその後気に入って購入された新作だそうです。
この梅雨の季節にとっても素敵です。
上から見るとこんな感じに。
手前のスチール製の昆虫もいいですね。
少しづつ空間の余白が、住まい手の色に染まってゆきます。
そんな光景を目の当たりにするのは
幸せのひとことに尽きます。
ところで、
このレッドシダーの壁の後ろにはコート掛けになるように
壁に凹みを作りました。
当初は、ハンガーをそのまま掛けていただくつもりで
内部をへこませ引っかかるようにしていたのですが、
どうやらフックを掛けてそこに掛けていただいているようです。
違和感なくぴったり納まっているフック。
手に取ってみると、裏にスポンジが貼ってありました。
お施主さん曰く
「板に傷がつかないように、自分で貼りました」とのこと。
脱帽です。
住まいを大切にしていただいているお気持ちが、
伝わってきますね。
1年検査は、主に壁の入隅と軒天材の塗装の割れが
不具合としてあがりました。
近々工務店さんがメンテナンスに入ってくれます。
メンテナンスをしながら、
時間が経つほどに良い家に育てていただけることを
確信したひとときでした。
(Misako)
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