この写真、なんだと思いますか?
あるものを上から見た姿です。
視点を横にずらしていくと…
答えは恐竜でした。
さらにこの恐竜はどのくらいの大きさだと思いますか?
最長で10センチ足らず、
なんと1ミリにも満たない段ボールを重ねて作られています。
これは、ご夫婦で設計事務所を開いている
友人・村尾さんの作品で、彼女がモチーフ設定から
設計・作成まですべてひとりで行っています。
先日、彼女が参加している展覧会「ARTOY 2017」に
行ってきました。
毎年テーマがあり、それにあわせて新作が発表されます。
今年のテーマは「響」。
らくだのキャラバン。
背景に映る影がわくわくしますよね。
きりんの親子。
親子の首のラインが流れるようにつながって、
美しいと思いませんか。
「響」が伝わってきます。
ユニークな着眼点や緻密な造形力、
それを段ボールに置き換えていく設計力…
すごいなぁといつも感動します。
更に「いいな」と思った人は
工作キットを買えるようになっています。
完成品を売るのではなく、あえての「工作キット」。
これは「作る喜び」を味わってもらいたいという
作ることが大好きな村尾さんからの無言のメッセージだと
受け止めています。
と言うことで、私も「らくだの親子」をひとつ購入。
たぶん、展示品みたいにきれいにはできないだろうな~。
でも、夏休みの宿題を思い出しつつ
楽しんでチャレンジしたいと思います。
(Misako)
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